農園貞太郎の願いは、おいしい、安心、安全な農産物で
ひとりでも多くの人に喜びや感動を伝えること。
それは、召し上がる消費者だけでなく、生産する人も、売る人も
みんなが含まれます。 ただ作物を作るだけじゃない
「農家」の新しいあり方と、みんなが喜ぶ農業の仕組みづくりへの
チャレンジが始まっています。
おいしい、安心、
安全な農作物
ブランドの創造
おいしい酒田野菜や果物の存在を多くの方に知っていただくため、その品質の追求はもちろん、地域の資源や食文化などとともに、産品にまつわるストーリーを与え、流通の場で積極的にPRをします。消費者の方に作物の美味しさだけでなく、この土地の魅力もいっしょに味わっていただけるような販売スタイルを目指します。
品質の可視化
作物の安心、安全をより明確にするため、トレーサビリティの導入や栽培情報の開示するほか、成分表示や機能性(からだの健康にどのように良いのか)などについても分かりやすく見える化し、優れた野菜や果物であることを証明するしくみの構築に取り組みます。
感動を共有するしくみづくり
おいしくて安心な庄内の農作物を通じて、生産者と消費者がともに喜び、感動、幸せを共有できるような仕掛けを考えます。たとえば、両者が直接売り買いができるマーケットプレイス、誰もが参加できる農業体験、地域発信の媒体やSNSを介した交流の活性化など、新しい視点で相互理解とつながりを作ることに注力していきます。
農作物を無駄なく、
より価値あるカタチに
世界の中でも食物廃棄量の多い日本。食物生産の段階でも規格外となって廃棄される作物は少なくありません。たとえカタチが悪くてもせっかく育てた農作物、味は同じで“もったいない”。そんな規格外作物たちに新たなミッションを与える、加工品を生み出す取組みを進めています。「不揃い」を価値カタチに換えることが目標です
加工品の開発
カット野菜や粉末、果汁、ペースト、フリーズドライ、飼料などの1次加工品づくりに各メーカーなどと提携して進めるほか、野菜くずの出汁でだしをとる「ベジブロス」やベジスープ、スムージーの商品化など、規格外野菜を有効活用した二次加工品の製品開発に取り組んでいます。
地域農業生産者の
所得向上
おいしい作物を提供し続けるためには、優秀な生産者による持続可能な農業の確立が不可欠です。現役世代の生産意欲の向上はもちろん、農業が仕事としての魅力を増し、次世代の担い手が育ち、より進化した産業として昇華することが必要と考えます。そのためにも、地域生産者の所得を向上を図り、積極的な投資効果を生み出す努力を続けていきます。
作物の価値創出
大都市圏で直販やフランチャイズで販売するなど、スーパーや産直とは異なる手法での流通を模索。新たなスタイルと付加価値によって、これまでのサプライチェーンとは異なり直接消費者とつながることで、コストダウンを図ります。
規格外作物の有効活用
これまで廃棄していた野菜を直接販売。生産のロスが少なることで無駄なコストが省けるほか、自然志向の高い消費者と接点を持つことで、さらなる販売機会の獲得につなげます。
物流コスト削減
作物の輸送管理を集約化し、栽培状況や収穫量、輸送先などによって細かく調整を行うシステムづくりに取り組んでいます。圃場と消費地を結ぶ便を、様々な条件に基づいて独自に手配することで、物流コストを抑える工夫を取り入れます。
農園貞太郎の本拠地、山形県庄内地方は自然豊かで作物が育つのに最適な豊穣の地です。この農業の理想郷、庄内の風土(海・山・川・里)で育まれる美味しい野菜や果物を、よりたくさんの方と分かち合うための工夫に取り組んでいます。