「農園貞太郎」名前の由来
農園の名称は創業者(現代表の祖父)の名前に由来しています。もともと林業から始まった事業が時代とともに水稲栽培に変わっていく中で、貞太郎が好きなスイカや枝豆の栽培を始めたことから、代々続く現在の農業法人の礎が築かれました。
栽培へのこだわり
安心、安全で高品質な農作物の生産し広く消費者の食に貢献するため、栽培については細心の注意を払い、安定した収穫の確保に努めています。時代のニーズに応え、トレーサビリティやポジティブリストをはじめ、土壌分析や食味測定など、求められる様々な条件や制度も積極的に取り入れ、高いレベルをクリアできいるよう取り組んでいます。
また、農薬を削減しながら害虫の影響を抑え、生産量と味を質を高める効果がある緑肥農法を採用したり、天然由来の酵素を利用して作物の活力を最大限に引き出すミネラル補給農法を導入するなど、生産性の向上にも取り組んでおり、2019年にはグローバルGAP認証、有機JAS認証取得に向けて準備を進めております。
契約栽培による販路拡大
食品メーカー様をはじめ、大口栽培契約による取引も受け入れております。年間栽培計画を組み、契約者専用の圃場を整え、安定した作物の提供を実現、お取引先様との信頼関係を築き、表彰などの評価もいただいております。
栽培技術
北海道、関東、九州などの大産地への栽培技術の習得を積極的に行い、さらに応用を加え、独自の栽培技術を構築。作物によっては、一般の農家が作れない時期にも、栽培を実現する技術を確立しました。また、庄内全域に、土地や土壌の特性を生かして多くの圃場を持ち、県外の生産者とのネットワークも築くなど、広域な圃場運営を敷くことによって、天候リスク(干ばつ、大雨、台風など)の分散を可能としています。常に安定した供給体制を目指し、栽培を行っております。
農業、地域への貢献
野菜を組み合わせて栽培するなどの工夫を行い、地域反別収益力の向上に努めています。また、若手の採用を積極的に推進し、農業の担い手の人材育成に貢献するとともに、シルバー人材の活用や、行政との連携による酒田市の就労型支援施設との取り組みで、社会復帰を目指す若者の支援に取り組んでいます。
社名: | 株式会社農園貞太郎 |
---|---|
所在地: | 山形県酒田市引地字宅地85番地 |
設立年月日: | 2017年6月1日 |
代表者: | 遠藤 久道 |
事業内容: | 農産物生産、加工品生産、直売事業 |
水稲(30ha)
- 特別栽培米つや姫
- 特別栽培米雪若丸
- はえぬき、特別栽培米はえぬき
- こしひかり
- 輸出米(シンガポール)
野菜(50ha)
- ダイコン25ha
- あつみかぶ 20ha
- えだまめ 4ha
- 小玉すいか 50a
- ほうれんそう 1ha
- おかひじき 1ha
- ミニ大根 1ha
ビニールハウス(15棟)
- ホウレンソウ
- 小松菜
- 青菜
- 長ネギ
※ダイコン全面積グローバルGAP認証取得
※2023年、ダイコン、枝まめ、有機JAS認証取得予定
農園貞太郎は、山形県の稲作地帯として知られる庄内平野を拠点として、農作物を生産する“農家”です。所在地の酒田市松山地区は、庄内藩の支藩松山藩の藩庁が置かれた城下町でもあり、歴史と伝統文化が息づく街。北に鳥海山が間近に望める風光明媚なところ。
日本海と山に囲まれる広々とした土地に見渡す限りの美しい水田、恵まれた環境の中で生き物の生態系と自然の営みが感じられ、四季の移ろいが明瞭な日本の原風景が広がっています。そんな自然豊かな庄内で育った、男兄弟3人の夫婦とその両親で営む和気あいあいな家族経営の農家、プラス地元の人々とシルバー人材の方々、そして、農業に興味のある若手スタッフを交えた農業集団、それが農業法人としての農園貞太郎です。
大自然の恵みに感謝しながら、時に、自然の荒波にもまれながら、自然のありがたさを体全体で受け止め、日々農作物づくりに励んでおります。